くるり

くるり

………大変だ。本の中に私がいる。!?


スイッチスイッチ
(2006/04/22)
さとう さくら

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「私は特別」みたいな考えがどこかにあって、でも誇れるものはなにもなくて。不器用で、人と関わることも苦手で、頭が固くて、そんな自分をどうすることもできない主人公。仕事に悩み、人間関係に悩み、恋愛に悩む彼女の未来は……?

ワァー。私、いつの間に監視されてたんだろうー。エー
いや、でも実際この物語が書かれたのは私が学生の頃だろうから、社会人になった私を予見していたのか。いつの間に観察されてたんだろう、ウウン。

などと本気で考えてしまうほどリアルです。そのまま私だと思いました。ヒャァー
これじゃダメなんだよ!と思いながらも立ち上がれない、どうにもできない、やろうとしない。そんな主人公にいちいち共感してしまって、面白いやら痛いやらで、なんだか不思議でした。
他の登場人物もリアルで、「ああこんな人いるー」と口に出てしまいそうになります。人物描写がスゴイ1冊。

恋愛小説ですが、さらっと読めます。あえて推薦層は限定して、社会人2年生以降の女の子にオススメです。
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Comments 3

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haroharo  

だれでも同じでしょ。

自分自身は 自分自身でしかないのだから 特別なわけだけど 全体からみれば 確率論の一人でしかないんでしょね。

偶然ですら 全体から見れば 統計上の平均値なんで。

2008/12/10 (Wed) 09:22 | EDIT | REPLY |   
くるり  

>haroharoさん

結局誰も同じなんですけどねー。
なんでか「私は特別」みたいな感覚があるのですよ。精神的にまだ子どもってことでしょうか。

小説の中でここまで人の黒い部分――恨みや犯罪的な黒さではなく、妬みや僻みの黒さを表現してるのは珍しいなぁと思いましたよ。
これも、誰もが持ってるモノなのでしょうか。(θωθ)

2008/12/12 (Fri) 22:31 | EDIT | REPLY |   
haroharo  

経験つむと 自分は特別のものではないと感じるとともに 自分は自分を大事にしないといけない と思うようになるのだと思いますよ。

2008/12/13 (Sat) 20:51 | EDIT | REPLY |   

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