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田辺市ふらふら -闘鶏神社と紀州郷土玩具-
  
闘鶏神社にカワイイ鶏みくじがあるとのことで、田辺駅方面へ向かいます。

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闘鶏神社は
源平合戦の際、弁慶の父(と伝えられている)湛増は源氏・平氏それぞれから援軍を請われました。どちらにつくべきか迷った湛増は、鶏を赤と白の組に分けて戦わせ、白組が勝ったので、熊野水軍を率いて源氏方へついたとのことです。(※だいぶ端折ってますので、詳しくはウィキペディアで検索してください)
現在の運動会が紅白に分かれるのは、この闘鶏が紅白に分けられて戦った故事によるそうです。へぇーへぇー

そんなわけで、境内には臨場感溢れる闘鶏の銅像があります。ちゃんと鶏が飛びかかって戦ってるように見えるんですねぇ。
そんなに広い神社でもないんですが。

20150830225427751.jpg

おみくじコーナーで鶏みくじ(写真奥のやつ)ゲット。ダイキチー


続いて、この闘鶏の郷土玩具があるそうで、お店に向かいます。和歌山県のホームページによると、売っているのは田辺市内のお店のようです。他のサイトを見ると、土産物の和菓子も売っているようです

田舎の和菓子屋の隅で郷土玩具売ってるイメージでしたが、ナビに従って進んでいくと、怪しい建物にたどり着きました。

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ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

      


………こ…これは営業してるのかッ


コーヒーの看板があるので、喫茶店っぽいですが、営業してなさそうな扉です。はいおく?
すだれの裏に雑貨屋っぽい扉があったので、そちらに入りました。



紀州郷土玩具は鶏の「鶏合せ」と、八咫烏の「導きの八咫烏」、馬の「宝馬」の3種類で、すべて一刀彫だそうです。

さて。
薄暗い店内に入ると、年季の入った「鶏合せ」がガラスケースにゴロゴロ並んでいました。あと、お土産菓子のサンプルとその空き箱がいっぱい。
同じく一刀彫りの郷土玩具「佐野一刀彫・尾長鶏」も並んでいました。


…………それにしても、店主が出てきません。怪しさ爆発なんですけど
奥から電話機が「ゴー、ナナ………サン」と番号読み上げてるのは聞こえるんですが。これは、しわしわのお年寄りが店主のパターンかな?

…………

…………せっかく来たから、隣に入って聞いてみよか

え? 入るの? 本気?

喫茶店側の扉の上には、未だに注連縄が飾られていました。ええっと……もうお盆も終わりましたよ?

201508232219481e2.jpg

中は細長くて、暗い喫茶店でした。
テーブルは3つくらいしかなく、奥に若い女の子と、山下清がいました。

「いらっしゃいませ。どうぞおかけ下さい」

なんと裸の大将は店主のようです。

……………

自分で入ると言っておいて、固まるツレ。
その陰(細長いので横に並べない)から

「郷土玩具を見に来たんですけどー

と説明。
しかし、なぜか座ることになりました。そしてお冷やも出てきました。

………これはコーヒーを注文しなきゃダメかのぅ?
(※結局、コーヒーは飲みませんでした)

2015082322202135b.jpg

店主は机の上に郷土玩具をポンポン並べてて、「どうぞ見て下さい。どうぞどうぞ」とすすめてくださいました。
八咫烏が目当てでしたが、鶏の方がなんだかカワイく見えてきました。手も込んでるし。

当日のご主人は、白のタンクトップ姿で「裸の大将」スタイルでしたが、実は茶道先生、兼菓子職人、兼郷土玩具職人、兼喫茶店のマスターだそうです。
ツレ曰く「上品な話し方」な方で、少しお話を伺いましたが非常に面白かったです。

20150823222004ab9.jpg

それにしても、こゆい店内です。古いっていうかきたn……ゲフンゲフン!
でもアニメとかでこんなごちゃごちゃの喫茶店が出てきそう。謎の情報屋が、表向きは喫茶店経営してるの。


話は郷土玩具に戻って。

「鶏合せ」は某大手電機メーカーの年賀状にプリントされたり、某有名鉄道グループのカレンダーにプリントされたり、案外有名なようです。先日は東京から「鶏合せ」を買いにきたお客さんもあったとのこと。郷土玩具マニアはすごいな。

「導きの八咫烏」は無印良品の「2015年 福缶」の中身にも選ばれ、受注分を半年かけて製作したそうです。が、1つ作るに半日かかるとのこと。ほげー
(……と当時は思ったんですが、もっと製作に時間がかかる郷土玩具ていっぱいあるんじゃないかと後で思う)

ご主人自らオススメの「鶏合せ」を選んでくださいました。檜の年輪の詰まり方で選ぶそうです。

20150823222046496.jpg

蛇足ですが、年輪の間隔が狭い木ほどゆっくり成長した木で、丈夫で良い木なのだそうです。年輪の間隔が広い木は急激に生長た木なので、もろいと言われています。

非常にディープな田辺を体験することができました。今回はマイカーを路駐していたので、そそくさと帰ってきましたが、機会があればご主人のお話をじっくり伺いたいものです。


――入るのに勇気がいる店ですけどね
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Author:くるり
猫と雑貨とカフェ大好き。丁寧な暮らしに憧れるけれど、面倒くさくて実現できない残念な人。
和歌山の「海と山に囲まれたど田舎」でツレと息子と3人暮らし。

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