くるり

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今月末に、両親が千葉に帰ることになりました。

以前住んでいた家の手入れのため、3日間ほど戻るそうです。庭木の手入れをしておかないと、これから夏にかけてエライことになるのです。毛虫とか毛虫とか毛虫とか。
かくいう私は、仕事があるのでお留守番です。

仕方がないので、何か買ってきてもらおう。はて、何がいいかしら。
関西でなかなか手に入らないものというと、錦卵とはんぺんが思い浮かぶワケですが、はんぺん買ってきてもらってもねぇ。。。

などとどうでもいいことを考えながら、仕事から帰ってきました。すると、両親が一枚の紙を眺めながら、何か話をしていました。どうも千葉の家を壊して更地にするようです。




千葉の家は、私より1年早く生まれたそうです。

幼稚園に入る前に、弟を含む4人家族で千葉の家に引っ越してきました。以来、約20年間そこで暮らしました。

学校帰りに神社で猫拾って帰ったり、毎年うっとおしいほどに成長するオシロイバナの花で色水を作ったり、アブラゼミを洋服につけられて号泣したり、なんだかいろいろと思い出がありました。雨漏りしたこともあったし、換気扇にスズメが巣を作ったこともあったし、ガレージの屋根が捲れ上がって、お隣さんの庭に墜落したこともありました。 庭でよかったです。
安っぽい家で、壁はベニヤ板を貼ったようなところもありました。引っ越す1年前には水道管がダメになって、クラシ○ンを呼びました。以来、水道管が一部外付けになって、ボロ臭さがアップしました。

そして何よりも防音機能が皆無でした。(そして、今住んでる家はもっと酷い。

不満な点はいっぱいありましたが、それでも愛しい我が家でした。引っ越すときはなんだか寂しくて、人の手に渡ると思うとちょっとだけ悔しくて、あと情けなかったのを覚えています。あんな床板・壁紙・畳ボロボロの家をどんな人がリフォームしてくれるのだろうと。(猫も犬も飼っていたので傷だらけ。


誰かの手に渡れば姿は変わってしまうでしょう。でも、そこに私の家があったことはちょっとだけでも残ります。それくらいが良かったのです。全くなくなってしまうのは、それは、

それは悲しいなぁ。




手作りのウッドデッキと、かつて愛犬が走り回った庭と、しょっちゅうリフォーム業者に目をつけられた汚い屋根の我が家の姿を見に行きたいです。だって、最後に見たのは一昨年の秋だもの。去年行けなかったんだもの。

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