抱き枕と私の寝相
  
 私は抱きついて寝るのが好きらしい。
 寝るときは、いつも枕の縁を掴んで寝る。朝方になると掴む物は掛け布団に代わっていて、さらに掴むだけでは足らず、抱きついている。
 一時期、母の枕コレクションから1つを拝借して抱いてみた。中途半端に大きくて抱きづらく、2日ほどベッドから落としたままにしていたら、母が無言で回収していった。
 そこで先日、抱き枕を購入した。大きさは1メートルほどの黄色いバナナ枕である。
 抱き枕の中身は綿なのだが、触り心地はビーズクッションに似ていて気持ちがいい。これは良い買物だった、と満足して目を閉じた。
 翌朝、目が覚めると体の向きが変わっていた。しかも抱いていたのは掛け布団で、肝心の抱き枕はベッドから落ちていた。寝返りをうっているうちに、ベッドから落としてしまったらしい。回収されないよう、拾ってベッドの上に戻した。
 その日の夜も、同じように抱き枕を抱えて寝てみた。しかし、朝起きるとやはり抱き枕はベッドから落ちていた。
 今度こそ、と体の向きを変えて眠った。翌朝目覚めると、体の向きは変わっていなかったが、抱き枕はベッドから落ちていた。
 私の寝相は、一体どんな状態なのだろうか。定点カメラで1晩録画しておいてもらいたい。
 思えば、猫を飼い続けて20年近くになるが、私と一緒に寝てくれる猫は1匹もいなかった。すなわち、私と一緒だと潰される、蹴られる。穏やかに寝ていられない、らしい。
 生き物はともかく、無生物くらい一晩一緒に寝て欲しいものである。そのうち抱き枕がある状態に体が慣れて、寝相も少し変わるだろうがそのうちって一体いつだ。
 とりあえず、只今7連敗中。
    
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くるり

Author:くるり
猫と雑貨とカフェ大好き。丁寧な暮らしに憧れるけれど、面倒くさくて実現できない残念な人。
和歌山の「海と山に囲まれたど田舎」でツレと息子と3人暮らし。

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